年別アーカイブ: 2017

盆栽

盆栽は、小型化した鉢植えの樹木を育てる日本の芸術様式です。美しい姿にするために水やり、剪定、針金かけ、芽摘み、草刈り、植え替えなど様々な技法が用いられます。
盆栽の小さな鉢の中には、日本の雄大な自然が表現されています。

Bonsai

Bonsai is the Japanese art form of growing miniature potted trees. To make them beautiful, various methods are used: watering, pruning, wiring, bud picking, leaf trimming, and repotting.
Though bonsai is grown in a small pot, it expresses the great nature of Japan.




日本刀・刀

日本刀は、日本独自の方法で鍛えた刀で、その優れた切れ味と美しさは海外にも早くから知られていました。片刃で反りがあるのが特徴です。柄の根元には、敵の刀を受け止めたり、柄を握る手を守ったりするため、つばという金具を入れます。

Nihonto / Katana

Nihonto are a Japanese swords tempered with a peculiarly Japanese method, and early on they became known overseas for their superior sharpness and beauty. Their main feature is that it is single-edged and slightly curved. At the bass of the hilt, there is a metal piece called a sword guard which serves to ward off an opponent’s katana and to protect the hands gripping the hilt.




水墨画

水墨画は墨を使って描く絵画です。墨の濃淡や描線の強弱、ぼかしといった手法を特徴とし、描く紙の品質によっても雰囲気が変わってきます。

日本における水墨画は、雪舟という画僧によって大成されました。彼は中国で水墨画の画法を学んだ後、独自の画風を作り上げました。

Suibokuga (Ink painting)

Suibokuga are pictures painted in India ink. Their special characteristic is the method of shading the India ink and making strong and weak strokes, and the atmosphere changes with the quality of the paper on which they are painted.

Suibokuga in Japan came to perfection with the painter priest Sesshu. After learning the art of suibokuga at its source in China,  he created his own particular style of painting.




薪能

薪能とは「薪の宴の能」という意味で、本来は奈良の興福寺に薪を献進する際に行われた能のことでした。その後、一時期は途絶えたものの、近年復興し、最近では夕方暗くなってから、薪の火を照明代わりにして野外で行う納涼能のことも薪能とよんでいます。

Firelight Noh(Takiginoh)

Takigino means “a No for the firewood party” and was originally No performed on the occasion of offering firewood to the Kofukuji, a temple in Nara. Later it was discontinued for a time and in recent years was revived in a simplified form.




「J-CULTURE FEST <正月テーマパーク>」ワークショップスケジュール

日本の伝統的なお正月を体験・発見できる【J-CULTURE FEST <正月テーマパーク>】、東京国際フォーラムホールEにて2018年1月2日・3日開催!
祝い餅つき、縁日、初詣、凧、書き初め、お雑煮食べくらべ、日本酒など日本のお正月を体感できる他、着付け、いけばな、盆栽、茶道、和菓子づくり、和楽器の演奏、すもうなど…日本文化の体験、和紙・和のうつわをはじめとする伝統工芸、能楽・邦楽などの伝統芸能を身近に感じていただける多彩なプログラムをお楽しみいただけます。

各ゾーンの一部のプログラムをご紹介します!

▼会場マップはこちら

<日本文化体験エリア>

◆いけばな(一般社団法人ジャパン・フラワー&コミュニケーションズ)
新年にふさわしいお正月のいけばなを飾り、お家に歳神様をお迎えします。お正月花のワークショップとともに、お正月花の生け方、飾り方もまなびます。

【いけばなワークショップ】
日時:1月2日13:00〜、15:00〜 1月3日11:30〜、14:30〜
料金:4,000円(花器、花材費込み)
定員:10名
参加方法:当日も受け付けます。
事前申込はサイト「お問い合わせ」フォームよりお名前・ご連絡先を明記のうえご予約ください。
※随時、2,000円のワークショップも実施(予定)

また、ステージでは、1月2日(火)11時〜いけばなライブパフォーマンスも!

◆茶道(世界茶会)
新年の一服を和菓子とお抹茶で!ご自身でお茶を点てられる「お点前体験コーナー」に、京都 宇治から取り寄せた高級抹茶の飲み比べができる人数限定の「茶会体験ワークショップ【予約制】」もご用意いたします。

【お点前体験コーナー】
所要時間:10分
参加費:1,000円(税込)
定員:一席4名様
参加方法:当日、随時受け付けております。

【茶会体験ワークショップ】
所要時間:45分
参加費:3,000円(税込)
定員:【予約制】一席8名様
参加方法:サイトより事前予約を受け付けますが、当日も受け付けております。

◆能楽(武田宗典)
若手実力派能楽師・武田宗典プロデュースによる、能楽体験ワークショップを開催。声と身体を使って、能狂言のエッセンスを心ゆくまで体験していただきます。また本物の能面・能装束を間近でご覧いただくことも出来ます。

【能楽体験ワークショップ】
料金:大人2,000円、中学生以下1,000円
定員:1回あたり20名まで
参加方法:事前申込の場合は、サイト「お問い合わせ」ページまで

1月3日(水)にはステージでの能楽ミニ講座・実演も。

◆鼓(西川啓光)
お能や歌舞伎で使われている、日本の楽器「鼓」を体験してみませんか。打ち方や構え方などを楽しく手ほどき致します。中々手にして打てることがない「鼓」の初打ち体験を!

【鼓体験】
料金:1,000円(楽器使用料含む、税込み)
定員:1回6〜8名様

また、1月2日(火)12:30〜はステージでの演奏も!

◆凧(凧の博物館)
凧作りワークショップでは、魚のエイの形をした凧を作ります。日本の伝統的な和紙を使って簡単でよくあがる小さな凧を作ります。絵も描きます。子供から大人まで正月の空に凧をあげましょう。
お正月らしい凧の展示販売の他、会場には新春をはなやかに彩る大凧の展示も!

【凧作り】
料金:1,000円(材料費込み、税込み)
定員:毎日先着50名
参加方法:申し込み不要。先着順。

◆扇子(伊場仙)
創業428年の扇子・団扇専門店「日本橋 伊場仙」は、国芳や広重らを起用した団扇絵で名を馳せた現存する世界最古の浮世絵版元です。
扇子の展示販売の他、書家 葵雋卿・神野奈津子によるMy扇子作りワークショップも。
「一年の計は元旦にあり!」
2018年の抱負や決意など、扇子に書き初めしてみませんか?

【My扇子作りワークショップ】
日時:1月2日・3日 11:30〜、13:30〜、16:00〜
講師:2日=書家・神野奈津子 3日=書家・葵 雋卿
参加費:3,500円(白扇代・税込)
定員:各回10名様
問合・申込:http://cacotto.net/info/20180101/

◆水引(ayakful)
水引体験のできるワークショップと水引作品の販売を行います。ワークショップではお好みの色の水引を3本使ってオリジナルの梅結びを作成いただき、完成した作品はポチ袋かストラップにすることができます。

【水引ワークショップ】
日時:1月2日・3日 11:40〜、12:50〜、14:40〜、15:50〜、17:00〜
参加費:1,500円(税込)
定員:各回6名様

◆香-Style(上信堂)
天然の香料を使って「匂い袋」やお正月ならではの香アイテムづくりを体験していただきます。この他、様々な香にまつわる商品の展示販売も。

【匂い袋づくりワークショップ】
料金:1,500円
定員:1回の講座で15〜20名
参加方法:先着順


◆てぬぐい(かまわぬ)
色とりどりの注染てぬぐいの展示販売の他、1月2日はハンカチでポチ袋づくりの実演、3日は注染(てぬぐいの染め)の実演も!


◆着物・着物ドレス・甲冑・VR
振袖・色打掛・着物ドレス・甲冑姿に返信して、お正月のひとときを楽しみませんか?
記念写真の撮影や館内の散策もしていただけます。
実際に着用できる他、モニターの前に立つと一瞬で試着が可能で様々な衣装パターンが選べるバーチャルフィッティング体験もお楽しみいただけます。


<伝統工芸エリア>
◆寄木細工(露木木工所)
大正15年創業以来、伝統の技術・技法を守りながら、現代の生活に溶け込む新しい寄木細工を作り続けている露木木工所の寄木細工の展示販売の他、寄木コースターづくり体験も。

◆江戸木版画(東京 高橋工房)
創業安政年間 東京 高橋工房。北斎や広重の江戸木版画をはじめ、浮世絵をモチーフにしたポチ袋・祝儀袋、他、お正月にぴったりなオリジナル商品をご用意してお待ちしております。



◆和紙(金長特殊製紙、三和製紙)
1000年以上の歴史を持つ「市川和紙」。武田家、徳川家の御用紙として栄え、当地区唯一の手漉き職人である豊川製紙による手漉き和紙体験をお楽しみいただきます。
綺麗な千代紙をまとった巻紙本の展示販売も。




◆和のうつわ(陶香堂)
「美味しい料理を美しいうつわで」というコンセプトのもと、多種多様な和の器を取り扱う陶香堂より、今回は新春をテーマにした商品を中心に幅広くご用意してお待ちしております。


◆渋草焼(渋草柳造窯)
飛騨高山に江戸後期から続く伝統工芸の窯元 渋草柳造窯より、ネオ民芸をテーマにした器、特許技術(出願中)によるアロマディフューザー、骨董のリメイク等、180年の伝統技術を用いた新たな工芸品を取り揃えお待ちしております。


◆伝統工芸品(えどコレ!)
えどコレ!の伝統工芸品:江戸扇子、江戸風鈴、組子、紹刺、染色、漆器、水引、錺金具、組紐、表装、江戸手ぬぐい、木工、江戸切子、創作人形、陶芸など伝統工芸品の展示販売の他、絽刺しキーホルダー制作、組子コースター制作、マイ江戸扇子制作などを体験できるワークショップも!


<ステージエリア>
オープニングの「いけばなパフォーマンス」や力士による「祝い餅つき」。邦楽・能楽・太神楽など伝統芸能、獅子舞・紙切漫談などのステージも。
この他、若い世代の瑞々しい感性が競い合う「この音とまれ!箏曲演奏コンクール」、「三番叟FORM2」公演収録の模様をパブリックビューイングでお楽しみいただきます!
◆ナビゲーター:鈴木福君
1月3日12:15〜18:00 NHK-FM「まるっとJ-CULTURE FEST」生放送も!

▼ステージのタイムスケジュールはこちら
http://j-cf.jp/…/newyear/pdf/themepark_schedule_20171227.pdf

<縁日エリア>
◆縁日広場
神社までの参道をイメージした縁日広場では、輪投げや射的、金塊落とし、スーパーボールすくいなど昔懐かしい和の遊びを体験いただけます。景品としてなつかしい日本のおもちゃや駄菓子なども。
1月2日には力士による「ちびっこ相撲」、
1月3日には金澤翔子さんによるダイナミックな「揮毫パフォーマンス」も開催予定。


この他、お雑煮の食べくらべや祝い餅つき、角打ちコーナーや日本酒、遊び広場でのなつかしいお正月の遊びなど、日本の文化・お正月の魅力を気軽に体験できる企画が盛りだくさん。

お正月は、東京国際フォーラム「J-CULTURE FEST」へ!
日本の文化、お正月をもっと気軽に楽しんでみませんか?
1月2日・3日は、東京国際フォーラムでお待ちしています。

【J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣<正月テーマパーク>】
日 時:2018年1月2日(火)・1月3日(水) 11:00~18:00
会 場:東京国際フォーラム ホールE
料 金:入場無料(縁日エリア・ワークショップの一部は有料となります)
サイト: http://j-cf.jp/2018/newyear/

主 催: 株式会社東京国際フォーラム


◆『J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣』とは
“伝統と革新”をコンセプトに、音楽や舞など日本が誇るアーティスト公演や、正月行事を中心に日本文化をさまざまな形で体感いただける日本文化の祭典です。
1月2日・3日は、「伝統と現代の融合」をテーマに伝統芸能×最先端 テクノロジー公演の第2弾『三番叟 FORM Ⅱ』を総合演出・野村萬斎、映像演出・真鍋大度で。1月2日は、『上妻宏光 コンサート-和⼼伝⼼-其ノ四 〜若き和の賢者達〜』や『NINJA~心・技・体~』、1月3日は、『新春フォーラム寄席』や『東儀秀樹 源⽒物語⾳楽絵巻 〜儚き夢幻〜』などを開催。

日本の伝統的なお正月を体験・発見できる『正月テーマパーク』も。祝い餅つき、縁日、初詣、凧、書き初め、お雑煮食べくらべなど日本のお正月を体感できる他、着付け、いけばな、盆栽、茶道、和菓子づくり、和楽器の演奏、すもうなど…日本文化の体験、和紙・和のうつわをはじめとする伝統工芸、能楽・邦楽などの伝統芸能を身近に感じていただけるプログラム、日本の宮廷文化や日本の城の展示などをお楽しみいただけます。

日本文化の裾野を広げる事業の1つとして、当社は日本文化・お正月の魅力を体感できる多彩なワークショップ・文化プログラム、日本のものづくり・工芸・食・老舗の魅力にふれる展示販売・実演などの企画協力をしております。
⽇本⽂化への関⼼が⾼まるお正⽉に、伝統芸能の分野で活躍する一流の出演者による公演プログラムと、日本文化の魅力を体験・発見、味わえるイベントを組み合わせ、日本文化に親しむきっかけづくりや、価値を新発見する機会をお届けします。




「PLAISIR(三越伊勢丹プレジール)」の2017年12月号が発行。当社代表神森の連載「神森真理子のおたのしみ暦」今号のテーマは「正月事始め!縁起物、干支アイテム、ハレの色とともに心新たに新年を」

伊勢丹アイカード・三越 M CARD・エムアイカード会員の皆様のための情報誌「PLAISIR(三越伊勢丹プレジール)」の2017年12月号は本日発行。

当社代表神森の連載「神森真理子のおたのしみ暦〜昔からを今らしく〜」のテーマは「正月事始め!縁起物、干支アイテム、ハレの色とともに心新たに新年を」(P.19)。
年末年始のとっておき20選もご紹介しています。


他のページでは、真冬にみにつけたい上質ダウンコートやブーツ、迎春に味わいたいお酒、年末年始に大活躍の冬の主役たちなどの特集が…
「年末年始はしあわせをあたらしく。」
よろしければチェックしてみてください!




江戸の神社文化【神田明神「明神塾」江戸の美と匠の世界】2017年度第6回開催

今年で20年目となる神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸の美と匠の世界」を学ぶシリーズ企画。
今年度第6回「江戸の神社文化」を開催しました!

第一部の神社文化講座「近世の神田明神と武家」の後、関係者、参加者の皆様と正式参拝をさせていただき、会場に戻り、第二部スタート。

前半は、「江戸の神社文化〜御師と講〜」をテーマに、安藤塾長よりお伊勢参りの流行や江戸の富士信仰、高尾講・大山講など…各地の神社が江戸で経営基盤を強化していく様子について、お話をうかがいました。

後半は神田神社 権禰宜の鳥居様をお迎えし、身近なようで意外としられていない神職の仕事や装束、神田神社についてなど改めてじっくりとお話をうかがい、装束の展示も。


神社文化・神職・神田明神について身近に感じていただける貴重な機会。

お集まりくださった皆様、鳥居様、安藤塾長、神田明神の皆様、ありがとうございました!
今回が本年度最終回となりました。全6回皆勤賞の皆様の修了証の授与式も。

来年度第1回は4月18日(水)「江戸の工芸」をテーマに開催予定です。
少し先の日程になりますが、ご興味のある方、ぜひいらしてください!

<2018年度『明神塾 巻之21』>
年間テーマ『江戸の美と匠の世界3』

4月18日(水) 第1回「江戸の工芸」
6月20日(水) 第2回「江戸の音楽」
7月18日(水) 第3回「江戸の服飾」
9月19日(水) 第4回「江戸の相撲」
10月17日(水) 第5回「江戸の蕎麦」
11月21日(水) 第6回「江戸の水産物」


▼明神塾 江戸の美と匠の世界
http://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail.html?id=62




住友林業様のグループ報『樹海』第140号 EDGEのコーナーに当社代表 神森の取材記事を掲載いただきました

住友林業様のグループ報『樹海』第140号の時代の先端をいく方々を紹介する「EDGE」のコーナー(P.13-14)にて、当社代表 神森のインタビュー記事を掲載いただきました。

「日本を知ることは自分を知ること」。
起業の思いやミッション、日本文化の裾野を広げる最近のプロジェクトや2020年に向けての思い、今後などについてお話しております。
よろしければご一読くださいませ。




“あの人の「美味しい」に出会う”極上グルメキュレーションサイト「ippin」にて、当社代表 神森の記事『あの日本茶専門店が新展開!店舗限定商品「和の茶ロールケーキ」「和の茶 玉露」』が掲載されました

食に精通した方たちの選りすぐりの逸品をご紹介するキュレーションサイト「ippin(イッピン)」。
当社代表 神森もキュレーターを務めており、最新記事『あの日本茶専門店が新展開!店舗限定商品「和の茶ロールケーキ」「和の茶 玉露」』が公開されました。

特別な手土産・外国人のお客様への贈り物などにぴったりな日本茶の文化その魅力を味わえる逸品をご紹介しています。
https://ippin.gnavi.co.jp/article-11942/




「PLAISIR(三越伊勢丹プレジール)」の2017年11月号が発行。当社代表神森の連載「神森真理子のおたのしみ暦」今号のテーマは「飾る輝き」「小雪を迎えたら年末気分」

伊勢丹アイカード・三越 M CARD・エムアイカード会員の皆様のための情報誌「PLAISIR(三越伊勢丹プレジール)」の2017年11月号は本日発行。

当社代表神森の連載「神森真理子のおたのしみ暦〜昔からを今らしく〜」のテーマは「飾る輝き」「小雪を迎えたら年末気分」(P.24)。
他のページでは、冬のマスト7つ道具、鍋の季節にぴったりな美味しいお酒、年末年始を楽しみ尽くすアイテムなどの特集が…
よろしければチェックしてみてください!