「大学の中で寺子屋!寺子屋と神社は文化の源」法政大学総長 田中優子先生 特別講演開催!明神塾20周年記念企画

神田明神様の文化事業「明神塾」20周年特別企画!初代塾長であり、法政大学 総長の田中優子先生をおむかえし、「大学の中で寺子屋!寺子屋と神社は文化の源」をテーマに開催しました。




寺子屋における江戸時代の教育、そしてこれからの大学に必要とされる寺子屋的な教育「考える教育」「国際化教育」、のばすべき力「思考力・判断力・表現力」についてなど…じっくりとお話いただきました。



寺子屋はみなが同じ教科書で同じ課題をといていたわけではなく、個々にあった教科書・課題に取り組み、自由度の高い環境下で学んでいたこと。武家、浪人、医者、神官、僧侶、山伏など様々な身分の人が、ほぼボランティアで教え、チューターのような存在もいて個々にフォローしていたこと。学ぶことは楽しいことであり、寺子屋は子供たちにとって楽しい場所であったこと。「考える教育」「国際化教育」がなされていたこと。子供たちが「自分たちは将来の社会を担う立場にある」という自覚をもち、考え議論する力を育む機会が大切にされていたこと。



寺子屋で使われていた教科書『庭訓往来』の原本を手にとり、江戸時代の教育について学びつつ、


今、大学が直面している課題、必要とされている教育、大学の未来・経営について、法政大学のケースにそってお話いただき考える豊かなひと時。





お集まりくださった皆様、田中先生、神田明神の皆様、ありがとうございました!!

9月13日(水)明神塾のテーマは「江戸の茶道文化」。江戸千家宗家 十世家元蓮華庵 川上閑雪氏をお迎えし、開催予定です。
神社を江戸をもっと身近に感じてみませんか?
皆様のご参加、お待ちしてます。

▼明神塾 巻之20 江戸の美と匠の世界
http://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail.html?id=62



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