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江戸・東京の科学技術【神田明神「明神塾」江戸東京の伝統文化と交流】令和二年第4回開催

神田明神様の文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第4回を開催しました!
第一部の小説家 京極夏彦氏によるお話の後、正式参拝をし第二部スタート。
前半は、安藤塾長より「江戸東京の科学技術」をテーマに、江戸の天文学と蘭学の発展、幕末における西洋の科学技術の導入、西洋の科学技術を導入するセンターとしての開成所の誕生についてなど。近代社会に受け継がれた江戸の科学技術の発展について天文学を切り口お話いただきました。
後半は、元 JAXA(宇宙航空研究開発機構)理事 山浦雄一氏をお迎えし、山浦様が携わった「はやぶさ2」プロジェクトの詳細についてや宇宙開発・利用の意義と未来についてなどご講演いただきました。
はやぶさ2の打ち上げから小惑星「リュウグウ」への到着、そして地球へのカプセル帰還の計画など。また、はやぶさ2がその研究・開発・運用段階で直面した5つの苦難をいかに乗り越えたか、その根底にある周到な準備・訓練、分析能力、チーム力などのお話から、そうしたはやぶさ2における現場の分析・判断・リスク対応などには、広くビジネスや社会に生かせる知見があるといったお話なども。
宇宙探査の意義 とは?
科学の進化(宇宙・太陽系・生命の起源・進化や生命の原材料物質の発見や解明。地球外生命の探索など)、イノベーションの創出、産業・技術の発展、若者の啓発、人材育成、国の総合力の顕示(ソフトパワー)、人類の共同活動への貢献(活動領域の拡大、小天体衝突への備えなど)など…
米国アポロ計画をきっかけに少年時代より宇宙開発の道を志し、NASDA・JAXA・NASAで約40年に亘り宇宙開発の最前線でご活躍された山浦様のお話を通じて、壮大な宇宙に思いを馳せ、宇宙開発の意義や未来について考えさせられる貴重な機会となりました。
12月6日には、はやぶさ2 カプセルが地球に帰還予定とのこと。小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルから、どのような発見があるのか?楽しみです。
(12月11日には著書『現場の判断、経営の判断 宇宙開発に見るリスク対応』も発売予定とのこと!)
お集まりくださった皆様、山浦様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!
次回の明神塾は11月18日(水)、「江戸・東京の観光」をテーマに開催予定です。
ご都合がつくようでしたらぜひご参加ください。
▼明神塾 巻之23



お月見

日本では旧暦8月15日の夜に、月見団子やすすきの穂、季節の果物などを窓辺に飾って月に備え、満月を鑑賞します。農耕民族である日本人の月見の原型は、月を神に見立て、これから実る稲の方策を祈るための行事だったとされています。それが、現在でもお月見として広く楽しまれています。

Moon viewing(Tsukimi)

In Japon,too, on the night of August 15 by the lunar calendar, dumplings offered to the moon, Japanese pampas grass, and seasonal fruits are set out by the window, offered to the moon and the full moon is appreciated.
The prototype of tsunami for the Japanese, who are a framing people , is to liken the moon to a divinity and to pray for abundant subsequent harvests of ripened rice.
That is currently how tsukimi is generally observed.