月別アーカイブ: 10月 2017

盆栽

盆栽は、小型化した鉢植えの樹木を育てる日本の芸術様式です。美しい姿にするために水やり、剪定、針金かけ、芽摘み、草刈り、植え替えなど様々な技法が用いられます。
盆栽の小さな鉢の中には、日本の雄大な自然が表現されています。

Bonsai

Bonsai is the Japanese art form of growing miniature potted trees. To make them beautiful, various methods are used: watering, pruning, wiring, bud picking, leaf trimming, and repotting.
Though bonsai is grown in a small pot, it expresses the great nature of Japan.




日本刀・刀

日本刀は、日本独自の方法で鍛えた刀で、その優れた切れ味と美しさは海外にも早くから知られていました。片刃で反りがあるのが特徴です。柄の根元には、敵の刀を受け止めたり、柄を握る手を守ったりするため、つばという金具を入れます。

Nihonto / Katana

Nihonto are a Japanese swords tempered with a peculiarly Japanese method, and early on they became known overseas for their superior sharpness and beauty. Their main feature is that it is single-edged and slightly curved. At the bass of the hilt, there is a metal piece called a sword guard which serves to ward off an opponent’s katana and to protect the hands gripping the hilt.




水墨画

水墨画は墨を使って描く絵画です。墨の濃淡や描線の強弱、ぼかしといった手法を特徴とし、描く紙の品質によっても雰囲気が変わってきます。

日本における水墨画は、雪舟という画僧によって大成されました。彼は中国で水墨画の画法を学んだ後、独自の画風を作り上げました。

Suibokuga (Ink painting)

Suibokuga are pictures painted in India ink. Their special characteristic is the method of shading the India ink and making strong and weak strokes, and the atmosphere changes with the quality of the paper on which they are painted.

Suibokuga in Japan came to perfection with the painter priest Sesshu. After learning the art of suibokuga at its source in China,  he created his own particular style of painting.




薪能

薪能とは「薪の宴の能」という意味で、本来は奈良の興福寺に薪を献進する際に行われた能のことでした。その後、一時期は途絶えたものの、近年復興し、最近では夕方暗くなってから、薪の火を照明代わりにして野外で行う納涼能のことも薪能とよんでいます。

Firelight Noh(Takiginoh)

Takigino means “a No for the firewood party” and was originally No performed on the occasion of offering firewood to the Kofukuji, a temple in Nara. Later it was discontinued for a time and in recent years was revived in a simplified form.




江戸の雅楽文化【神田明神「明神塾」江戸の美と匠の世界】2017年度第5回開催

今年で20年目となる神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸の美と匠の世界」を学ぶシリーズ企画。
今年度第5回「江戸の雅楽文化」を開催しました!

第一部の神社文化講座では「江戸祭礼と歌舞伎の音曲について」お話をうかがい演奏をお楽しみいただいた後、関係者、参加者の皆様と正式参拝をさせていただき、会場に戻り、第二部スタート。
前半は、平安時代に大成した雅楽が一時衰退し、江戸時代、幕府の保護を受け復興をとげるまでの歴史的なお話をうかがいました。
後半は雅楽道友会 新屋様をお迎えし、鞨鼓・太鼓・鉦鼓、箏、笙・篳篥・龍笛などの
雅楽の演奏に使われる楽器をお持ちいただき雅楽について映像を交えお話をうかがい、




さらに雅楽の演奏もしていただき、美しく力強い音色が会場に響きわたりました。

間近で雅楽の楽器や演奏を体感していただく、貴重な機会。

お集まりくださった皆様、新屋様、安藤塾長、神田明神の皆様、ありがとうございました!
次回は11月22日(水)テーマは「江戸の神社文化」をテーマに開催予定です。今年度最後の回となります。 神社を江戸をもっと身近に感じてみませんか? 皆様のご参加、お待ちしてます。

▼明神塾 巻之20 江戸の美と匠の世界
http://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail.html?id=62




「PLAISIR(三越伊勢丹プレジール)」の2017年10月号が発行。当社代表神森の連載「神森真理子のおたのしみ暦」今号のテーマは「季節を感じる小さな和菓子で 贈る喜び、いただく喜びを」

伊勢丹アイカード・三越 M CARD・エムアイカード会員の皆様のための情報誌「PLAISIR(三越伊勢丹プレジール)」の2017年10月号 当社代表神森の連載「神森真理子のおたのしみ暦〜昔からを今らしく〜」のテーマは「ハロウィンがやってくる 亥の子祭り」(P.32)。

他のページでは、秋のマストアイテム、肌ざわりのいいカシミヤや気持いいモコモコ素材のアイテム、あったかおしゃれなど…朝晩肌寒い季節にぴったりの特集が…
よろしければチェックしてみてください!