月別アーカイブ: 12月 2020

学習院女子大学 日本文化学科の授業で当社代表 神森がお話させていただきました『日本を学ぶ、世界を知る、英語で伝える』

学習院女子大学 日本文化学科の学生向けに当社代表 神森がお話をさせていただきました。神森自身の学生時代、事業をおこすまでのあゆみ・想い、ジャパントラディショナルカルチャーラボのミッション「日本の文化を通じて人々のくらし・心をより豊かに」、事業・事例紹介、日本文化の事業を通じて意識していること、日本文化を通じて享受できる豊かさとは?、応援メッセージなどをお伝えさせていただき、最後に質疑応答を。

そして、別日の授業では、「日本を学ぶ、世界を知る、英語で伝える。」を掲げ、日本文化を深く理解し、世界へ発信できる力、グローバルな視野を養うべき学びを深めている日本文化学科の学生の皆様による学生の皆様による「最も興味がある日本文化についての英語でのプレゼン」を聞かせていただきました。


「茶道」「書道」「着物」「寿司」など学生さんにとっても身近なテーマや、「いけばな」「箏」「香道」など部活動や授業での体験にもとづくテーマ、「歌舞伎」「アニメと漫画」「和菓子」など好きなもの、「お正月」「おせち料理」などこの季節ならではのテーマ、さらには「江戸風鈴」など自分が住む地域の工芸など…あるテーマに集中することなく、学生の皆様それぞれの視点からテーマを選び、ご自分の言葉でプレゼンテーションされており素晴らしいなと感心していました。


選んだ日本文化について、その特徴・歴史・作法・魅力などのご紹介、さらに、それをどのように若い世代や海外に発信し継承していくか?といったプレゼンテーションも。
学生ならではの視点、工夫がみられ、学生の皆様のこれからの成長・活躍が楽しみになるとともに多くを学ばせていただきました!

学習院女子大学は日本初の日本・海外の文化を通じて、国際理解を深めていくという「国際文化交流学部」を創設し、グローバル社会で幅広く活躍できる女性リーダー・人材の育成を目指しています。
その学部の中の1つ「日本文化学科」は、日本文化の現代に至る歴史や特質を世界に発信するために、深い造詣とグローバルな視野・高いコミュニケーション能力を身につけることを教育目標として掲げています。芸術・思想、民俗・歴史、現代社会、比較文化の4つのフィールドから日本文化を総合的にとらえ幅広く学び、伝統文化を実践と理論の両面から修得可能。伝統文化の演習科目では、茶道、華道、書道、香道、そして有職故実などの実技をともなう講義もあります!


大学の教育目標や特長などと当社のミッション・目指す方向性に共通する部分が多く、様々なメッセージに共感し胸が熱くなりました。

日本文化に興味を持ち学びを深め、自国の文化に誇りを持ち、そして他国の文化を理解・尊重し、これからグローバルに活躍するであろう学生の皆様とお話できるご縁、機会に感謝!!

https://www.gwc.gakushuin.ac.jp/faculty/g_japanese/




江戸・東京の学問文化【神田明神「明神塾」江戸東京の伝統文化と交流】令和二年第6回開催

神田明神様の文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第6回を開催しました!
第一部は「伝統文化が創られるということ」をテーマに岸川雅範氏より、絵馬・おせち料理について、そして「伝統とは何か?」という本質にせまるお話を。伝統文化というと漠然と古くからある守られてきたものといったイメージがありますが、単に古いものではなく優れたクリエイターにより生み出された普遍的価値をもつもの、強い意志により受け継がれてきたものであるという言葉などをご紹介いただきつつ…
明治時代にtraditionの翻訳語として普及した「伝統」、昭和時代の伝統、岡本太郎氏による伝統、文化史における伝統、伝統と正統、伝統の創造性といったお話をうかがいました。
そして正式参拝終了後に第二部スタート。前半は、安藤塾長より「江戸東京の学問文化」をテーマに、昌平坂学問所や幕府儒官の私塾をはじめとする幕府の教育制度、藩校や江戸遊学といった藩の教育制度、寺子屋など庶民教育といった江戸時代の教育制度。そしてそれらが近代の学校教育制度にどのように受け継がれたかについてお話いただきました。
後半は、國學院大學教授 松本久史さまをお迎えし、国学発祥之地の石碑がなぜ神田明神にあるのか?というお話からはじまり、徳川綱吉の文治政治の時代、和歌と神道学習に対する需要が高まり、神田明神で荷田春満が日本書紀についての講義や和歌会などを定期的に開催し、旗本や神職、富裕な商人、地方武士が入門し学んでいたこと。
神田明神を中心とし荷田春光、賀茂真淵など国学者のネットワークが存在しており、文化サロンとしての神田明神が形成されたこと。名実ともに神田明神は国学発祥の地であるといった神田明神での企画ならではのお話をいただきました。
令和の時代に神田明神で文化サロン、寺子屋のような形でこの明神塾を開催し、その企画に携わらせていただいていることをありがたく思うとともに、次代へと文化や学びを継承できるよう尽力したいという思いを強くする機会となりました。
コロナ禍でスケジュール変更をし、定員をへらしての開催となりましたが、今年も全6回明神塾を実施することができ、皆勤賞の表彰式もさせていただきました。
お集まりくださった皆様、松本様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!
来年度は新たに「未知の時代を歴史に学ぶ」をテーマに開講予定です。
土曜日午前中の開催、会場は神田明神 文化交流館地下一階に変更し新たなスタイルでの開催となります。
初回は4月17日(土)第一部は「博物館世界と江戸文化」をテーマに滝口正哉先生に、第二部は「江戸の医療改革と小石川養生所」をテーマに安藤優一郎先生にお話いただく予定です。
 
ウィズコロナ時代に、現代人が新たな生活様式に踏み出すためのヒントを江戸の社会に探る内容となっています。
ご都合がつくようでしたらぜひご参加ください‼️
▼明神塾2021:未知の時代を歴史に学ぶ



ROGER DUBUIS×Lamborghini×SUSHI / スイス×イタリア×日本文化の融合

高級腕時計ブランドロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)様のVIP顧客向けイベント@Lamborghini Lounge TOKYOにて、日本の文化・鮨でおもてなしをさせていただきました。
Lamborghini Lounge TOKYOは、ランボルギーニのコアコンセプトである「インフォーマルなラグジュアリー」という世界観を表現しながら、ランボルギーニの歴史や伝統、世界観やDNAに触れることができるエクスクルーシブな空間。常設のラウンジとしてはNYに続く世界で2拠点目として今年10月に六本木にOPENしました。
地下1階にはアド・ペルソナム専用スタジオ。
1階にはランボルギーニが展示され、2階にはランボルギーニとのコラボレーションモデルも含めたロジェ・デュブイの腕時計エクスカリバーコレクションがずらりと展示され、
そして3階に、この日限りのお鮨屋さんを作り、お客様をお迎えしました!
 
今回ロジェ・デュブイ様から「日本を表現したい」というご要望をいたき、”Discover Deep Japan” をテーマに、空間・食・おもてなし・パフォーマンスなどを組み立てました。
ランボルギーニラウンジのシンプルな空間を、紅葉したもみじ・イチョウ・栗など季節を感じる植物、伝統工芸品・屏風・毛氈などで彩り季節感・日本を表現し、一日限りの寿司カウンターをお作りした上で、季節のお料理と旬のお寿司をご提供。お料理にあわせ日本酒のペアリングも。中埜酒造様の限定日本酒「超(コユル)」をロジェ・デュブイ様とのコラボラベルにて特別にご用意いただきました。
スイス文化(ROGER DUBUIS)×イタリア文化(Lamborghini )×日本文化の融合!時計×車×食×日本文化のコラボレーションを実現し、唯一無二の空間・体験を。
 
食や空間に込めたストーリーをさりげなくご紹介させていただきながら、ロジェ・デュブイのクラフツマンシップと日本の職人の技と美のコラボレーションを、お客様に五感でお楽しみただきました。
コロナ渦でのイベント実施にあたり、様々な対策を講じ、ソーシャルディスタンスをとりつつ、少人数・11時から20時まで時間帯を細かく区切り他のお客様との接触を避けつつ開催。安全な環境を整えた上で、お客様に安心してお楽しみいただけるよう、New Normalなスタイルでイベントを実現することができました。
 
コロナ禍でこのような機会をいただけたこと、ご参加くださったお客様、ロジェ・デュブイ様、ランボルギーニ様をはじめとする関係者・チーム松乃鮨の皆様に感謝。
ブランド様とのイベントでのコラボレーションの機会が増える中、イベントから発展し長期的なお取組として、高級車や高級腕時計・宝飾品など…ブランドさんのクラフツマンシップと日本の文化・伝統工芸の技と美の出会いの架け橋となれたらという想いもあたためています。
最近は車×西陣織、時計×漆芸といったコラボレーションも見られるようになり嬉しく思っています。そうした取り組みを通じて、日本の伝統工芸や文化の技と美、クラフツマンシップを新しい形で広く世界に発信する機会をつくることができたら!そんな新しい可能性、日本文化の国内外への発信を実現すべく、今後も様々なチャレンジをしたいと思っています。
▼ロジェ・デュブイ
▼ロジェデュブイ:エクスカリバーコレクション
▼ランボルギーニ