今年で21年目となる神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸の美と匠の世界」を学ぶシリーズ企画。
今年度第5回「江戸の蕎麦文化」を開催しました!
正式参拝後、「江戸の蕎麦文化〜江戸の製粉事情〜」をテーマに安藤塾長から江戸の代表的なファーストフード「蕎麦」の人気を支えた水車・製粉事情、蕎麦屋の隆盛についてのお話を、その後ゲストとして神田錦町更科 四代目当主 堀井市朗氏をお迎えし、
神田錦町更科の歴史、お蕎麦やお店にまつわるお話をじっくりとうかがいいました。
江戸神田蕎麦の会会長、江戸ソバリエ認定講座講師を務め日本の歴史にも明るい堀井さんによるお話は学びが多く大変勉強になりました。
細く白くしなやかな更科蕎麦についてのお話以外にも、江戸っ子の粋について、お父様の子守としてお店で奉公されていた内海桂子さんのエピソードや毎日お店にお蕎麦を食べにいらしていた新田二郎さんのエピソードなども。
また、目先の商売としてでなく広い視野をもち、蕎麦・蕎麦屋が古い物にならないように社会の中でどのような役割ができるのか、子供たち・次世代にどのような価値を提供し江戸時代から続く蕎麦を文化としてどのように継承していくのかを真摯に考えながら様々な場面で挑戦していきたいという情熱のこもったお話が印象的でした。
ご参加くださった皆様、堀井様、安藤塾長、神田明神の皆様、ありがとうございました‼
次回11月21日(水)は 「江戸の水産物」をテーマにゲストとして山本海苔店 代表取締役副社長 山本泰人氏をお招きし開催予定です。
皆様のご参加、お待ちしてますお待ちしております。
単発でのご参加・当日のお申込も受け付けておりますので、ご興味のある方、ぜひいらしてください!
▼明神塾 巻之21 江戸の美と匠の世界
http://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail/?id=68