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江戸・東京の菓子文化~砂糖の国産化【神田明神「明神塾」江戸東京の伝統文化と交流】令和元年第4回開催

神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第4回を開催!

第一部の「神田祭と古代装束」では、大嘗祭や来月の即位礼正殿の儀の際にも着用される古代装束について、國學院大學神道文化学部准教授 小林宣彦氏によるお話をうかがいつつ、その着付から歩き方(長い裾の捌き方)の実演もしていただきました。



第二部 前半は、安藤塾長より「江戸・東京の菓子文化~砂糖の国産化」をテーマに江戸以前のお菓子から、ヨーロッパ伝来の南蛮菓子、江戸城を中心とする武家社会の儀式における菓子、砂糖の国産化の流れ、江戸から明治にかけての新たな菓子文化について。

後半は神田明神御防講・御菓子処ささまの笹間芳彦様をお迎えし、茶道の御菓子、松葉最中、季節の和菓子を製造・販売されている「ささま」の歴史、「ささま」の季節の和菓子、和菓子作りにかける思い、和菓子業界の課題、
来月講元に就任される御防講についてなど貴重なお話をうかがいました。

規模を拡大するのではなく、「目の届くところ」で妥協することなく納得のいく和菓子を作り続け、身の丈に合った商売をすること。先代から受け継がれた商い・思い・技を継承する実直で謙虚な姿勢が印象的で多くを学ばせていただきました。

ささまの季節の生菓子・松葉最中を求めて近くお店に伺いたいと思います。
お集まりくださった皆様、笹間様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!

次回の明神塾は10月16日(水)テーマは「江戸東京の肉食文化」。ゲストとして鳥安・神田明神氏子総代 渡邊秀次様をお迎えし開催予定です。単発でのご参加・当日のお申込も受け付けておりますので、ご興味のある方、ぜひいらしてください!

▼明神塾 巻之22
https://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail/?id=72