神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第6回を開催!
第一部「気がつけば神田明神の周辺ばかりでメシを食べている」の講演、
正式参拝に続き、第二部の前半は、安藤塾長より「江戸東京の講談文化~江戸の娯楽空間食」をテーマに江戸・東京の経済を下支えしていた娯楽空間、講談文化について。
後半はゲストである女流講談師の神田紫氏より、文学座から小沢昭一氏主宰「劇団芸能座」を経て、講談の二代目神田山陽師匠の門をたたき舞台女優から講談の世界へと歩まれたご自身の足跡について。また実は男性よりも女性の講談師の方が現在は多いなどどいった講談にまつわるお話、現在のご活動についてなどをうかがいつつ、
江戸総鎮守 神田明神に相応しい徳川家康公・家光公にまつわる「竹千代君 出世」についての講談をご披露いただきました。
講釈台を設置しいつもの会場が、寄席のような活気ある空間に。皆様に間近で講談をお楽しみいただきました!
神田紫さんは、ノーベル平和賞を受賞したケニアの元環境副大臣ワンガリ・マータイさんの提唱する、地球の資源を大切にという、”もったいない運動”に賛同され、環境講談『もったいない善兵衛)』を創作し、 「人・物・自然を大切にし、感謝する心」を伝える活動をされたり、富士山クラブ 副理事長として富士山の清掃活動をし富士登山をされ頂上で富士山にまつわる講談をご披露されたり、一般の方向けの講談教室をされたりと多岐にわたる活動をされています。
オリンピックを目前に海外のお客様へ発信すべく英語での講談、地方創生につながる各県にまつわる講談、お子様向けの講談などより多くのお客様に講談の魅力を届けるべく尽力されたいとの今後の展望についてのお話もうかがいました。来月は池袋演芸場でこの時期ならではの忠臣蔵の講談も!
お集まりくださった皆様、神田様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!
今回が本年度最終回ということで、恒例の皆勤賞の皆様の修了証の授与式も。
来年も引き続き「江戸・東京の伝統文化と交流」をテーマに開催予定です。
来年度第1回は4月22日(水)。2020の初回ということで日本武道館様をお迎えし、1964年の東京オリンピックのエピソードも交え「江戸・東京のスポーツ文化」をテーマに開催予定です。少し先の日程になりますが、ご興味のある方、ぜひいらしてください! どうぞお楽しみに!
<令和二年度『明神塾』江戸・東京の伝統文化と交流Ⅱ>
第一部「神田明神と現代文化の交流」
4月22日(水)「マンガと歴史文化の再構築」サンドロビッチ・ヤバ子氏、マンガワン小林 翔氏(小学館 ケンガンアシュラ作者)
6月17日(水)「武道と日本文化 佐山サトル氏(初代タイガーマスク)
7月22日(水)「エンタメ戦国時代を射抜く三本の矢」木谷高明氏(㈱ブシロード創始者、同社コンテンツ本部本部長)
9月23日(水)「伝統文化が創られるということ」岸川雅範氏(神田明神権禰宜)
10月21日(水)タイトル未定 京極夏彦氏(小説家、妖怪研究家)
11月18日(水)「神職のまつりと作法」 星野光樹氏(國學院大學専任講師)
第二部 江戸東京の伝統文化と交流
4月22日(水)「江戸・東京のスポーツ文化」日本武道館様
6月17日(水)「江戸・東京の学問文化」松本久史氏 國學院大學教授
7月22日(水)「江戸・東京の宮廷外交」井上茂男氏 皇室ジャーナリスト(元読売新聞編集委員)
9月23日(水)「江戸・東京の海外交流」高山みな子氏 勝海舟玄孫
10月21日(水)「江戸・東京の科学技術」山浦雄一氏 元宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事
11月18日(水)「江戸・東京の観光」
◎開催時間 18時~19時「神田明神と現代文化の交流」 19時〜正式参拝
19時15分~20時45分「江戸東京の伝統文化と交流」
◎会場 神田明神内祭務所地下ホール(千代田区外神田2-16-2)
◎人数 先着100名様
◎受講料 通年申込は15,000円(全6回分)
単回は当日受付にて3.000円(崇敬会員は2,700円)
◎主催 明神塾事務局 鳥居・岸川 03-3254-0753
詳細はこちら:https://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail/?id=78
*講師、演題、日程は都合により予告なく変更することがありますので、ご了承下さい。