月別アーカイブ: 11月 2020

【神田明神・明神塾2021】ウィズコロナ時代に「未知の時代を歴史に学ぶ」のご案内

神田明神様の文化事業の一つ、現代の寺子屋「明神塾」 。来年度(令和三年)の年間テーマは「未知の時代を歴史に学ぶ」!ウィズコロナ時代に、現代人が新たな生活様式に踏み出すためのヒントを江戸の社会に探ります。
 
来年度は、塾長として安藤優一郎先生、そして新たに滝口正哉先生にご就任いただきます。これまでの平日夜から土曜午前中に、会場は新たに神田明神文化交流館での開催となります。
来年も引き続き、企画協力・司会進行を務めさせていただけること、嬉しく思います。
年内6回の開催で通年のお申込の他、単発でのご参加・当日のお申込も受け付けておりますので、ご都合つく際に、ぜひいらしてください!


 
神社を江戸をもっと身近に感じてみませんか?
皆様のご参加、お待ちしております。
 
▼詳細はこちら
■テーマ「未知の時代を歴史に学ぶ」
第1回 4月17日(土)
 第1部「博物館世界と江戸文化」 滝口正哉先生
 第2部「江戸の医療改革と小石川養生所」安藤優一郎先生
第2回 6月12日(土)
 第1部「プロレスと格闘技の境界線」布施鋼治氏(スポーツライター)
 第2部「江戸幕府の『持続化給付金』と流行病」 安藤優一郎先生
第3回 7月10日(土)
 第1部「『史実』から『ドラマ』へ 〜大河ドラマ制作の過程~」 大加章雅氏(NHK出版編集局長)
 第2部「疱瘡と江戸庶民信仰」滝口正哉先生
第4回 9月11日(土)
 第1部「江戸っ子が愛した魑魅魍魎 ―お化け浮世絵の世界―」山本野理子氏(浮世絵研究家、美術史家)
 第2部「種痘の普及と西洋医学の台頭」安藤優一郎先生
第5回 10月9日(土)
 第1部「キュアとケア 現代医療と伝統医療における多様性と調和」 稲葉俊郎氏(軽井沢病院医師・医学博士)
 第2部「幕末のコレラ騒動」 滝口正哉先生
第6回 11月13日(土)
 第1部「江戸勤番侍の食生活」安藤優一郎先生
 第2部「麻疹流行とはしか絵」滝口正哉先生
■開催時間
10:00 受付 / 10:15〜昇殿参拝
10:25 ~ 11:25 第1部 / 休憩 / 11:30 ~ 12:30 第2部
 
会場:神田明神 文化交流館B1
受講料:通年 20,000円(全6回分) / 単回 3,500円
▼詳細・お申込はこちらから
 
※講師、演題、日程は都合により予告なく変更することがありますので、ご了承ください。



江戸・東京の観光【神田明神「明神塾」江戸東京の伝統文化と交流】令和二年第5回開催

神田明神様の文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第5回を開催しました。
第一部は「神職のまつりと作法」をテーマに開催。
正式参拝後、第二部 前半は、安藤塾長より「江戸東京の観光」をテーマに、江戸東京の都市観光と博覧会の歴史についてお話いただきました。当初、博物館のように事物教育に重点が置かれていた博覧会が、経済活性化の手段として娯楽化し発展していく経緯や、明治政府の海外戦略・観光誘致の流れと国際観光局の設置、観光行政と万国博覧会の誘致について。
後半は、宗教学者の正木晃氏をお迎えし、「マンダラ」と城塞や都市計画の共通する形態についてお話をうかがいました。
マンダラの視覚上の特徴は、1)強い対称性2)基本的に円形か正方形3)閉鎖系(外部からの侵入を許さない)4)幾何学的な形態の4点。
日本の城や都市、バグダード、ヨーロッパの城塞・築城術などを貴重な画像・資料を用いてご紹介いただきながら、それらとマンダラとの形態・機能面での類似点などをご説明いただきました。
外部からの侵入を防御する役割としては、敵の正体が精神的な領域と現実的な領域にわかれるとはいえ、敵を排除する目的においては、マンダラも城塞も類似しており普遍的な形態であるというお話。
日本のマンダラには、やがて神仏がいりまじったり、円形や正方形から縦長になったり、従来自然風景を描くことはタブーであったけれど自然が描かれるようになったり…日本では様々な事物が入り混じり独自の表現、文化へと変化・昇華していくといったお話もあり、貴重な学びの機会となりました。
お集まりくださった皆様、正木様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!
次回の明神塾は12月9日(水)「江戸・東京の学問文化」をテーマに、ゲストとして國學院大學教授の松本久史氏をお迎えし開催予定です。
ご都合がつくようでしたらぜひご参加ください。
▼明神塾 巻之23



地域活性化プロジェクト:伊東の魅力を発信!

現在、静岡県・伊東エリアの食の観光コンテンツ制作の領域で、支援させていただいています。
先日の伊東視察ツアーでは、早朝、富戸の定置網漁船に乗せていただき、
伊東市場での魚の水揚げ・選別・競りの独自のライン・文化にふれ、地元の漁師さんや市場の皆様、水産会社や飲食店の皆様とのお話の機会をいただいたり。
 
広大な中伊豆・筏場のわさび田でワサビ生産者さんから、その栽培方法・品種の違い・特色など奥深いワサビのストーリーをうかがった上で、ワサビ収穫体験をさせていただいたり、
地元の飲食店さんを巡らせていただいたり…
 
伊東の人・食・自然・文化の魅力に深くふれ、伊東の皆様の情熱や抱えている課題を身近に感じ、本プロジェクトに携わらせていただけること、その意義を改めて感じる充実した時間となりました。
伊東の魅力その付加価値を高め、地域の活性化につながる取り組みの実現に向け、チーム伊東 関係者の皆様と一緒に頑張ります!
年初には、「今年は海外での事業、文化芸術による地域活性化につながる地方でのプロジェクトを充実させ、学校での日本文化体験プログラム・企業研修の企画開発を手がけるなどの教育事業を通じ、未来の日本文化を支える若い世代の育成にも力を注いでいきたいと思っています」と投稿しており、今は海外での事業は難しい状況ですが、地方でのプロジェクト・教育事業については、来年以降も継続できるよう尽力したいと思っています。
地域の魅力的な観光資源、食・自然・伝統文化・ものづくり・芸能・神事などに着目し、地域資源を地域の皆様とともに発掘し、アイディアを練り上げ、地域ならではの課題解決を考え方向性を示し、企画としてまとめ、その地域ならではの産業を育てていくこと!
日本の様々な地域の魅力を発掘し、国内外に発信し、地域と国内外のお客さまをつなぐ架け橋として貢献できればと思っています。



2021年ホテルニューオータニ「お正月プラン」かわら版のご案内!三世代で楽しめる多彩なプログラムを公開

2020年12月31日(木)〜2021年1月3日にホテルニューオータニ東京様にて開催する「お正月プラン」にて、日本の伝統芸能・工芸、ファミリー層向け企画など当社も企画協力させていただきます!
速報版に続き、多彩なプログラムが加わった詳細の「かわら版パンフレット」が公開されていますので、ご覧ください。
紅白ものまね歌謡祭、落語(春風亭小朝さん、桂三輝さん他)、講談(神田伯山さん)、能楽(観世流能楽師)、津軽三味線や大和楽など伝統芸能や、江戸の匠 逸品展、陶芸教室など伝統工芸やものづくり体験、初釜、書き初めなどの他、
池上彰さんが読み解く!2021年の世界情勢をはじめとするトークショー 、由紀さおりさんをはじめとする歌手の皆様によるコンサートや歌声喫茶、お子様も一緒に楽しめる実験ショーやスイーツサンプル教室など…盛り沢山!
年越しそばやもちつきなどの食もお楽しみいただけます。
伝統的な美食と日本文化・芸能・お正月らしさを楽しめる豊富なイベントでお迎えする日本最大級の歴史あるお正月プラン。
年末年始は東京で、美味しい・楽しい・快適、三世代で安心してお楽しみいただけるホテルならではの優雅なお正月を味わってみてはいかがでしょう?
■「お正月プラン2021」概要
日程:2020年12月31日(木)〜2021年1月3日(日)
会場:ホテルニューオータニ東京、ホテルニューオータニ幕張
今こそ自国に目を向け、日本文化や日本各地の魅力を、日本人の皆様にもお楽しみいただきたく当社も企画協力させていただいています。