今年で19年目となる神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸の美と匠の世界」を学ぶシリーズ企画。今年度第3回「江戸の浮世絵文化」を開催しました!
第一部は 女流講談師の神田紫様をゲストとしてお迎えし、神田明神様のご祭神である「平将門」をテーマにした明神塾のための新作講談をじっくりとお楽しみいただきました。
その後 、関係者・参加者の皆様と正式参拝をさせていただき、会場に戻り、第二部スタート。前半は、安藤塾長から「江戸の浮世絵文化 歌川国芳の世界」をテーマに。
後半は、ゲストとして明治15年創業の江戸時代の和本・浮世絵版画・古地図などを取り扱う大屋書房 4代目纐纈くり氏をお迎えし大屋書房と神田神保町古書店街について、江戸の出版、妖怪絵についてお話いただきました。
神田明神ならではの平将門が描かれた作品、妖怪絵を数多くご紹介くださいました。
パワーポイントでの説明の他、刷絵実物も多数お持ちいただき、実物をみながら広重の「名所江戸百景 浅草川首尾の松御厩河岸」の貴重な初摺と後摺の比較をしたり、
国芳の「相馬の古内裏」の刷絵実物も間近で拝見したりと浮世絵の魅力を身近に感じていただける良い機会となりました。
現在、江戸東京博物館で開催中の「大妖怪展」にも多くの妖怪絵を貸し出しされているとのこと。ぜひみにいきたいと思います。
お集まりくださった皆様、纐纈様、安藤塾長、神田明神の皆様、ありがとうございました!
次回は9月21日(水)テーマは「江戸の化粧文化」。ゲストとしてポーラ文化研究所 村田孝子 氏をおむかえする予定です。
ご興味のある方、ぜひいらしてください!
▼明神塾 巻之19 江戸の美と匠の世界
http://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail.html?id=62
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