MMCJの受講生、世界各国から選抜された次代を担う若手演奏家の皆様に、三渓園内 鶴翔閣にて英語による日本文化体験のプログラムをご提供させていただきました。
茶会体験では、一期一会・和敬清寂の精神、ひとつひとつの作法の意味・核にあるものを。
お抹茶を点てあう体験では、もてなしの心を体感いただきました。
お道具には楽器(琵琶)の要素も。
江戸手妻体験では、西洋のマジックとは異なる不思議の奥にある日本独自の情緒あふれる手妻の世界観をお楽しみいただきました。手妻の魅力が凝縮されたパフォーマンス「蝶のたはむれ」では、1枚の和紙で表現される人生のはかなさや風情、生命・伝統が少しずつ形を変え受け継がれていくことなど…を感じていただけたのでは。
二人組になり協力して習得する手妻体験もとても盛り上がりました!
肩肘張らず終始和気藹々とした雰囲気の中、皆様のキラキラした眼差し、笑顔が印象的でした。
コース前半に受講生全員で日本文化の体験をともにしていただくことにより、受講生同士のコミュニケーションがより円滑になり、お互いを敬い思いやる心、絆が深まるきっかけにもなったのであれば嬉しく思います。
そして、日本文化にふれるひと時が、受講生の皆様の豊かな感性に刺激を与え、今後の彼らの音楽・人生に深みや豊かさをもたらす機会となることを願いつつ…
受講生の皆様、ご協力くださった皆様、MMCJの皆様、ありがとうございました!
皆様との一期一会に感謝
【ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)とは】
次代を担う優秀な若き音楽家を世界から招き、欧米の第一線で活躍する素晴らしい名手たちや、国際色豊かでハイレベルや学生たちとともにすごす密度の高い音楽創造の場を日本に作ろうと、指揮者の大友直人氏とアラン・ギルバート氏が創設したプログラム。
日本での音楽漬けの毎日の中、1日だけ日本文化を体験いただきました。
photo by:T.Tairadate / MMCJ
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