今年で19年目となる神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸の美と匠の世界」を学ぶシリーズ企画。今年度第2回「江戸の和紙文化」を開催しました!
第一部は 女流講談師の神田紫様をゲストとしてお迎えし、神田明神様のご祭神である「平将門」をテーマにした明神塾のための新作講談をじっくりとお楽しみいただきました。
その後 、関係者・参加者の皆様と正式参拝をさせていただき、会場に戻り、第二部スタート。前半は、安藤塾長から和紙を通じて江戸のリサイクル社会について。
後半は、ゲストとして創業360周年の和紙の専門店 小津和紙、小津史料館館長 松浦氏をおむかえして小津和紙の歴史、和紙のこと、神田明神とのゆかりなどについてお話いただきました。楮・三椏・雁皮の3種の原料からつくられる和紙にふれつつその違いを皆様に体感いただき用途について学んだり、「WASHI」とよばれ世界的にも注目される和紙の海外展開、和紙業界の課題や今後の展望をうかがったり…
和紙文化研究界の役員も務められている松浦氏より奥深い和紙の世界について多角的にご紹介いただきました。
江戸の和紙文化、ユネスコの無形文化遺産にも登録された手漉き和紙の技術、その歴史や魅力について身近に感じていただける良い機会となりました。
本企画で企画協力・司会進行を務めさせていただけること、幸せに思います。お集まりくださった皆様、松浦様、安藤塾長、神田明神の皆様、ありがとうございました!
次回は7月20日(水)。「江戸の浮世絵文化」をテーマに、ゲストとして1882年創業の古書店 大屋書房 4代目纐纈氏をお迎えし開催予定です。
ご興味のある方、ぜひいらしてください!
▼明神塾 巻之19 江戸の美と匠の世界
http://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail.html?id=62
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