神田明神様の文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第3回を開催しました!
第一部は「マンガと歴史文化の再構築」をテーマに開催。
正式参拝後、第二部 前半は、安藤塾長より「江戸東京の海外交流」をテーマに、
江戸時代に幕府から派遣されたら通商条約・国境問題に関する外交使節や、製鉄や軍艦など外国の技術導入やパリ万博参加に伴う使節について。明治政府による岩倉使節団や留学生の派遣についてなど。幕末から明治初期にかけての海外交流の様子、変化についてお話いただきました。
その後、勝海舟 玄孫の高山みな子氏をお迎えし、海舟の乗った(日本初!太平洋を往復した)咸臨丸や海舟に関する貴重な資料をご紹介いただきつつご講演いただきました。
剣術の師匠・島田虎之助先生から「これからは蘭学を学びなさい」との言葉をうけ、蘭学修行をはじめ、辞書『ドゥーフ・ハルマ』を1年かけて2部筆写したお話から、咸臨丸での渡米に関するここだけのエピソード、海舟による人材育成とグローバル化についての提言についてなどなかなか聞くことができない大変貴重なお話をうかがいました。
お集まりくださった皆様、高山様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!
次回の明神塾は10月21日(水)開催予定です。第一部ゲストは、小説家、妖怪研究家の京極夏彦氏。
第二部は「江戸・東京の科学技術」をテーマに、ゲストとして元宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事の山浦雄一氏をお迎えし開催予定です。
ご都合がつくようでしたらぜひご参加ください。
▼明神塾 巻之23
https://form.kandamyoujin.jp/juku/
年末年始にホテルニューオータニ様の“日本最大級”の「お正月プラン2021」にて、日本の伝統芸能・工芸、ファミリー層向け企画など…当社も企画協力させていただきます!
伝統的な美食と日本文化・芸能・お正月らしさを楽しめる豊富なイベントでお迎えするホテルニューオータニ様の歴史あるお正月プラン。
現在一部企画が掲載された「速報版パンフレット」を公式サイトにて公開中です。
明日からは四連休。年末年始の計画を早めに立てたい時期ですね。
さらに多彩なプログラムの情報が加わった詳細の「かわら版パンフレット」は来月公開予定ですので、改めてご案内させてください。
年末年始は東京で、美味しい・楽しい・快適、三世代で楽しめるホテルならではの優雅なお正月を楽しんでみてはいかがでしょう!?
■「お正月プラン2021」概要
日程:2020年12月31日(木)〜2021年1月3日(日)
会場:ホテルニューオータニ東京、ホテルニューオータニ幕張
公式サイト:https://www.newotani.co.jp/tokyo/newyear/
「GoToトラベル」キャンペーンの対象に、10月1日からついに東京も追加されることが決定し、ホテル様からご相談いただく機会も増えています。今こそ日本文化や日本各地の魅力を、ぜひ日本人の皆様にもお楽しみいただきたく当社もご支援させていただいております。
神田明神様の文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第2回を開催しました!
第一部は「武道と日本文化」をテーマに初代タイガーマスク 佐山サトル氏をゲストとしてお迎えしました。
正式参拝後、
第二部 前半は、安藤塾長より「江戸・東京のスポーツ文化」をテーマに、江戸時代の武士の武芸習得や江戸の鷹狩り・鹿狩り、相撲の興行について、幕末の武芸の興亡、明治の廃刀令と剣道など…江戸以来のスポーツ文化が、明治に入ってどのような変化を遂げたのかについてお話いただきました。
その後、後半は公益財団法人日本武道館 理事・事務局長 川英夫氏をお迎えし『武道の歴史と日本武道館の歩み』をテーマに、東京オリンピックの秘話や貴重な映像・資料などを交えご講演いただきました。
自衛の術からはじまり千数百年の歴史をもつ「武道」。平和な江戸期には実用から武士の教養へ。敗戦後の「武道禁止」による存亡の危機からの再興。そして1964年の東京オリンピックの開催といった武道の歴史と日本武道館の歴史。
2度目の東京五輪では、柔道と空手道の競技会場に決定し、本年増改修工事を終えた日本武道館の現在と未来についてなど大変充実した内容で私自身も多くを学ばせていただきました。
「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」
「一文は無文の師、他流勝つ可きに非ず、きのうの我に、今日は勝つべし 」
「精力善用 自他共栄」「惻隠の情」といった武道の教え・精神が胸に響きました。
お集まりくださった皆様、川様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!
次回の明神塾は9月23日(水)「江戸・東京の海外交流」をテーマに、ゲストとして勝海舟 玄孫の高山みな子氏をお迎えし開催予定です。
ご都合がつくようでしたらぜひご参加ください。
また、安藤塾長の新著『渋沢栄一と勝海舟 幕末・明治がわかる! 慶喜をめぐる二人の暗闘』もぜひお読みください!
▼明神塾 巻之23
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神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第1回を開催しました!
初代は荒俣宏先生、二代は田中優子先生、現在は安藤優一郎先生が塾長を務める現代の寺子屋。「明神塾」は毎年4月に開講していますが、コロナ渦で休講となり、7月にようやく開講することができました。
前半は、安藤塾長より「江戸・東京の宮廷外交」をテーマに江戸時代の幕府外交から明治前期の宮廷外交への移行について。諸外国の局外中立の解除(戊辰戦争終了)、東京奠都、外務省・宮内庁の設置、急速に洋風化が進む中で徐々に形式が確立していく外国からの賓客への接遇・宮廷外交についてなど。
後半は皇室ジャーナリスト 井上茂男さまをお迎えし『「即位の礼」に見えた親しさ~昭和・平成・令和 天皇陛下3代~ ヨーロッパの王室との交流」』をテーマにお届けしました。
井上様は、読売新聞社会部で宮内庁、皇宮警察、警視庁、警察庁などの取材をご担当されていました。「皇太子番」の記者として、今上陛下のご結婚を中心に、即位の礼、大嘗祭、立太子礼などを取材。また、デスクとして先の陛下の前立腺がん手術や雅子さまの適応障害の取材を統括。編集委員として宮内庁に常駐し、上皇ご夫妻のサイパン慰霊などの外国訪問や、東日本大震災の被災地お見舞い、新天皇ご一家のオランダ静養などの取材にあたられました。
そんなお立場から、昭和・平成・令和という天皇陛下3代の皇室外交・外国訪問、特にヨーロッパ王室との交流、昨年の即位の礼についてなど…じっくりとお話をうかがいました。
昨年はG20大阪サミットでの配偶者プログラム、即位の礼で来日された外国からのお客様をおもてなしさせていただく機会に恵まれたこともあり、私自身も大変多くを学ばせていただきました。
お集まりくださった皆様、井上様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!
次回の明神塾は8月26日(水)「江戸東京のスポーツ文化」をテーマに、ゲストとして公益財団法人 日本武道館 事務次長の吉川英夫氏をお迎えし開催予定です。
コロナ感染拡大防止のため定員は50名様となりますが、ご都合がつくようでしたらぜひご参加ください。
また、次回第一部のゲストである 初代タイガーマスク 佐山サトル氏に関連した企画として、神田明神資料館にて「初代タイガーマスクの武道精神と日本文化」展を現在開催中です。8月30日まで開催していますのでご興味のある方はおはこびください。
古来より、疫病は至るところで繰り返し流行し、火事や地震・自然災害以上に恐れられてきました。神社は時代を超えそうした人々の願い・祈りの拠り所とされてきました。
開講前に、先生方や参加者の皆様と正式参拝をさせていただき、一日も早い終息、平和な日常を取り戻すことができるようお祈りしました。
今はなかなか皆様にお集まりいただくことが難しい時世ですが、不安な日々の中、参加者の皆様にとっても心穏やかに過ごせる機会となったのなら幸いです。
(コロナ感染拡大防止のため、参加者数を制限し、三密対策として室内は換気をし十分な間隔をとって着席いただきました。また参加者の皆様、先生方、神職の皆様、私も終始マスクを着用しており、写真撮影の瞬間だけマスクをはずさせていただきました。)
▼明神塾 巻之23
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