年別アーカイブ: 2019

江戸・東京の菓子文化~砂糖の国産化【神田明神「明神塾」江戸東京の伝統文化と交流】令和元年第4回開催

神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第4回を開催!

第一部の「神田祭と古代装束」では、大嘗祭や来月の即位礼正殿の儀の際にも着用される古代装束について、國學院大學神道文化学部准教授 小林宣彦氏によるお話をうかがいつつ、その着付から歩き方(長い裾の捌き方)の実演もしていただきました。



第二部 前半は、安藤塾長より「江戸・東京の菓子文化~砂糖の国産化」をテーマに江戸以前のお菓子から、ヨーロッパ伝来の南蛮菓子、江戸城を中心とする武家社会の儀式における菓子、砂糖の国産化の流れ、江戸から明治にかけての新たな菓子文化について。

後半は神田明神御防講・御菓子処ささまの笹間芳彦様をお迎えし、茶道の御菓子、松葉最中、季節の和菓子を製造・販売されている「ささま」の歴史、「ささま」の季節の和菓子、和菓子作りにかける思い、和菓子業界の課題、
来月講元に就任される御防講についてなど貴重なお話をうかがいました。

規模を拡大するのではなく、「目の届くところ」で妥協することなく納得のいく和菓子を作り続け、身の丈に合った商売をすること。先代から受け継がれた商い・思い・技を継承する実直で謙虚な姿勢が印象的で多くを学ばせていただきました。

ささまの季節の生菓子・松葉最中を求めて近くお店に伺いたいと思います。
お集まりくださった皆様、笹間様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!

次回の明神塾は10月16日(水)テーマは「江戸東京の肉食文化」。ゲストとして鳥安・神田明神氏子総代 渡邊秀次様をお迎えし開催予定です。単発でのご参加・当日のお申込も受け付けておりますので、ご興味のある方、ぜひいらしてください!

▼明神塾 巻之22
https://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail/?id=72




電通育英会様が発行する会報誌『IKUEI NEWS』の特集記事「“文化”と“文化”の結び方」内で、当社代表 神森が「グローバル化だからこそ知りたい自国文化-異文化コミュニケーションの基盤は、自国への理解である-」をテーマに寄稿させていただきました

電通育英会様が発行する会報誌『IKUEI NEWS』vol.87(2019年7月発行)の特集記事「“文化”と“文化”の結び方」内で、当社代表 神森が「グローバル化だからこそ知りたい自国文化-異文化コミュニケーションの基盤は、自国への理解である-」(P.17-18)をテーマに寄稿させていただきました。

大学生向けにということで、現在の日本文化に関わる仕事を志すきっかけとなる神森自身の学生時代のベルギー・フランスでの体験談なども交えた内容です。
グローバル化が進む現代だからこそ、大学生の皆様にはぜひ、「日本」「自国文化」を理解することの重要性を意識した上で、文化の多様性を理解し受け入れる柔軟性、自国に対する誇りをもって、世界へとはばたいていただきたいと思っています。

当社も学校での日本文化体験プログラム・企業研修の企画開発を手がけるなどの教育事業を通じ、未来の日本文化を支える若い世代の育成にも力を注いで参る所存です。
よろしければご一読ください。
https://www.dentsu-ikueikai.or.jp/common/degitalbook/vol87/html5.html#page=21

*(公財)電通育英会は、1963年、電通 第四代社長 故吉田秀雄氏の「人材の育成は終局の目標である」という生前の信条実現のため、財団法人として創設されました。
以来、「社会に貢献する次世代の人材育成」を目的として、経済的理由により修学困難な優秀な学生に対し、奨学金の給付・貸与、育英に必要な各種セミナー、シンポジウム、調査、情報発信などの事業に取り組んでいます。
事業の一環として奨学生、奨学生OB・OG、大学関係者の皆さんとの継続的なコミュ ニケーションを活発化し、幅広い情報提供による育成支援を目的とする会報誌『IKUEI NEWS』を年4回発行しています。




江戸・東京の炭文化~幕府の製炭政策【神田明神「明神塾」江戸東京の伝統文化と交流】令和元年第3回開催

神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第3回を開催!

前半は、安藤塾長より「江戸・東京の炭文化~幕府の製炭政策」をテーマに江戸・東京の生活文化を支えてきた木炭の生産・流通について。

後半はゲストである東京燃料林産 代表取締役会長、廣瀬ビルディング 代表取締役社長、燃料協会名誉会長、神田神社氏子総代の廣瀬元夫様より薪炭問屋について、世界一といわれた日本の炭・その歴史、地域社会や神社との関わりについてなどお話をうかがいました。

江戸時代は米屋よりも多かった炭屋。その歴史・文化について学ばせていただく豊かな機会。

廣瀬様の神田という地域・日本の文化・神道への特別な想いにもふれることができました。

お集まりくださった皆様、廣瀬様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!

次回の明神塾は9月18日(水)テーマは「江戸東京の菓子文化」。ゲストとして神田明神御防講・御菓子処ささまの笹間芳彦様をお迎えし開催予定です。単発でのご参加・当日のお申込も受け付けておりますので、ご興味のある方、ぜひいらしてください!

▼明神塾 巻之22
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ジャパントラディショナルカルチャーラボ 代表取締役 神森真理子が、G20大阪サミット「配偶者プログラム(2日目昼食会)」にて鮨を通じて日本文化を伝えるおもてなし、企画コーディネートを担当致しました

日本が初めて議長国を務めた「G20大阪サミット」の令和元年6月29日(2日目)に行われた配偶者プログラム昼食会において、ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社 代表取締役 神森真理子が、企画コーディネート及び鮨を通じて日本文化を伝えるおもてなしを担当致しました。

国内最大級の大きさの天井ステンドグラス、寄木貼の床、大阪城が望める東窓などをもつ歴史ある大阪府庁舎の正庁の間に鮨カウンターを作り、安倍総理夫人及び世界各国から来日された首脳・国際機関の配偶者の皆様に、日本の文化・鮨でおもてなしをさせていただきました。
鮨カウンターは伝統工芸品である包丁やお皿を使い、樹齢300年以上の檜のまな板の上で、洗練された漁法でとれた日本特有の魚市場を通った魚が、職人の熟練の技で一貫の鮨になります。茶室のごとく日本文化の多くを内包する、総合芸術としての奥深い世界があることをゲストの皆様に感じていただけるように。限られた時間内にご紹介したい日本の文化は数多くありましたが、お客様にご満足いただけることを第一に、G20・大阪配偶者プログラム同日のシンポジウムのテーマに沿う形で「持続可能性」「平和」「環境問題・海洋保全」などのキーワードを掲げ、「水無月」「七夕」などの季節感、一期一会の取合せを考慮し、大阪寿司や関西の魚や野菜を使うなど、今回の大阪でのG20ならではのおもてなしをイメージし企画・コーディネートすることを意識しました。

松乃鮨4代目 SUSHI アンバサダー 手塚良則氏とともに約半年間に及ぶ鮨メニュー開発の結果、宗教・アレルギー・嗜好などゲストの皆様からのリクエストに沿う形でお一人一人のお名前入りの短冊形メニュー表を作成の上、個別に何通りにも及ぶメニューを設計し、日本の食材の素晴らしさを表現するため、魚のみならず、野菜、お肉も厳選し、こだわりを持ってご用意させていただきました。状況により、提供時間、席順などが当日スタート間際まで変更が予想されることから、その提供方法についても綿密にシミュレーションを繰り返し、調理・サービスオペレーションを設計しました。

これまでの日本文化に関わる豊富な企画経験、海外生活で養った国際感覚・ワインエキスパート・唎酒師・食関係の資格を活かし、日本酒や日本ワインをはじめとするドリンクメニューを決定し、テーマにあわせたこだわりの器(漆芸蒔絵人間国宝 室瀬和美氏による漆器・古伊万里再生プロジェクトの皿他)や小物を揃えテーブルをコーディネートし、空間を彩る花(京都・花政様)・花器(500年前の信楽焼の壺)・屏風(高精細デジタルアーカイブで再現された「松島図屏風(俵屋宗達作)」「八橋図屏風(尾形光琳作)」)などの室礼、カウンター・のれん・床面の装飾など空間を彩る要素全てにストーリーをもたせるべく丁寧に組み立てました。



昼食会の冒頭に、世界各国から来日された首脳・国際機関の配偶者の皆様にプレゼンテーションによって鮨文化・日本食文化の世界観を体感いただいた後に、おまかせコースでお鮨をご堪能いただき、後半は本格的な鮨屋のカウンターでの体験と同様にお好みで自由にお鮨をお楽しみいただきました。

国内で開催した史上最大規模の首脳会議「G20」に関連する企画で、世界各国から来日された首脳・国際機関の配偶者の皆様にカウンターで日本の食・鮨を囲み、豊かな時間をお過ごしいただけたこと、日本の文化・鮨文化にご興味をお持ちいただけたこと、ゲストの皆様の笑顔を間近で拝見できる距離感でおもてなしをさせていただけたこと、貴重な機会を大変光栄に思います。
安倍総理夫人及び世界各国から来日された首脳・国際機関の配偶者の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
今後も「日本の文化を通じて人々のくらし、心をより豊かに」の使命に忠実に、真に社会に貢献できる事を成すことができるよう誠心誠意 事業に力を尽くし邁進して参ります。
従来の国内における日本文化の裾野を広げる事業、訪日外国人向けの事業、国内外の富裕層向けの日本文化・アートの真髄を体感いただくプレミアムな文化体験プログラムのご提供などに加え、今後は海外での事業、企業の国際イベントや国家イベント、文化芸術による地域活性化につながる地方創生関連のプロジェクトを充実させ、学校での日本文化体験プログラム・企業研修の企画開発を手がけるなどの教育事業を通じ、未来の日本文化を支える若い世代の育成にも力を注いで参る所存です。
今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

▼G20大阪サミット 2日目(6月29日)のプログラム公式情報
https://g20.org/jp/topics/partner_02.html
https://g20.org/jp/photos/day2.html

【神森 真理子 https://jtcl.co.jp/company/message/
ジャパントラディショナル カルチャーラボ株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業。パリ第三大学(ソルボンヌ大学)で文化芸術・映画ビジネス、文化政策について学び、日本文化に関わる仕事を志し松竹株式会社に入社。ベルギー・フランス生活を通じ、「日本文化の活性化」という生涯の目標を見出し、ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社を創業。
『日本の文化を通じて人々のくらし・心をより豊かに』をミッションとし、日本文化関連の企画・コンサルティング、日本文化を学ぶスクール、訪日外国人向け日本文化体験サービス、和婚などの事業を展開。
国内外の法人・個人向けの日本文化に関わる多岐にわたる事業・企画を通じ、日本文化の魅力を発信し裾野を広げること、次世代への継承に取り組んでいる。老舗蔵元と共同開発の日本酒「笑酒来福」や、現代のライフスタイルによりそう和小物など商品の企画・開発、ホテルの外国人顧客向けの日本文化体験メニューなどサービスの企画開発なども手がける。日本文化に関わる執筆多数。インバウンド実務主任者。真理子という名前には、平和への願いと日本と世界をつなぐ架け橋にという想いが込められている。
2015年 日経ビジネス「次代を創る100人」に選出。2019年 日本文化の国内外への発信・次世代への継承に貢献をした功績により「東久邇宮記念賞」を受賞。




MMCJ様 世界各国から選抜された次代を担う演奏家向け英語で日本文化体験(茶道・香道)@三渓園

MMCJの受講生、世界各国から選抜された次代を担う若手演奏家の皆様向けに、昨年に続き三渓園内 鶴翔閣にて英語による日本文化体験のプログラムを開催させていただきました。
ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)は、次代を担う優秀な若き音楽家を世界から招き、第一線で活躍する素晴らしい名手たちや、国際色豊かでハイレベルな学生たちとともにすごす密度の高い音楽創造の場を日本に作ろうと、指揮者の大友直人氏とアラン・ギルバート氏が創設したプログラム。
日本での音楽漬けの毎日の中、1日だけ日本文化を体験いただきました。
昨年に続き会場は蓮や半夏生、紫陽花が美しく咲き誇る横浜の名勝・三渓園。

重要文化財「鶴翔閣」にて、今年は三芸道より茶道と香道を。
はじめて体験する外国人の皆さまにも気軽に体験いただけると同時に、核にある心はしっかりと体感いただけるように。『英語DE茶の湯』の著書でもおなじみの保科眞智子先生にお願いし

ユーモアを交えつつ茶道の歴史や精神、
「和敬清寂(harmony, respect, purity, tranquility)」などについてのお話をうかがい茶室でのお点前に続き、

後半ではお茶を点てる体験をしていただきました。

七夕にちなんだお道具、そして令和にちなんだ天皇皇后陛下ご成婚に関わる宮中晩餐会の一点なども。

さらに雅な文化「香道(Incense Ceremony)」の歴史を学びつつ、聞香体験も行いました。音だけでなく香りも「聞く」と表現する日本人の感性・その奥深い文化に触れ、演奏家の皆様に豊かな時間をお過ごしいただきました。

若き音楽家の皆様の笑顔、豊かな感性、まっすぐな姿勢に触れ、彼らと同年代の頃の自身の留学時代のことを思い出していました。パリ大学での学びや体験、国際色豊なパリ国際大学都市での生活・ご縁、その全てが今につながっているから。

MMCJの受講生の皆様にとっても日本文化を体感するこのひと時が今後の音楽家としての活動・人生になにかよい影響をあたえるような豊かなものとなったのならなによりです。茶道、香道、日本文化の核にある心・美意識が、世界各国の演奏家の皆さまの豊かな感性に響き融合し新たな表現・創作へと発展することを密かに祈りつつ…

ご参加くださった皆様、ご協力ご尽力くださった皆様、機会をくださったMMCJの皆様、ありがとうございました‼

7月13日(土)紀尾井ホールにて、14日(日)横浜みなとみらいホールにて、彼らによる演奏、集大成となるオーケストラ・コンサートが開催されます。演奏会も彼ら一人一人のこれからの歩みも楽しみでなりません!

コンサートにご興味をお持ちの方はぜひおはこびください。
MMCJ公式サイトはこちら:https://mmcj.org

ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)とは】
次代を担う優秀な若き音楽家を世界から招き、欧米の第一線で活躍する素晴らしい名手たちや、国際色豊かでハイレベルや学生たちとともにすごす密度の高い音楽創造の場を日本に作ろうと、指揮者の大友直人氏とアラン・ギルバート氏が創設したプログラム。
日本での音楽漬けの毎日の中、1日だけ日本文化を体験いただきました。

photos by:T.Tairadate / MMCJ




江戸・東京の祭礼文化~外国人も見物した神田祭【神田明神「明神塾」江戸東京の伝統文化と交流】令和元年第2回開催

神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第2回を開催しました!

前半は、安藤塾長より「江戸・東京の祭礼文化~外国人も見物した神田祭」をテーマに江戸幕府と天下祭・神田祭の実態について。
その後、後半は東京都無形民族文化財に指定されている神田囃子保存会の立野様をお迎えし神田囃子の歴史や魅力・活動内容などについてお話をうかがいつつ、神田囃子保存会の皆様による神田囃子の演奏をご披露いただきました。

囃子が響きわたる会場は一気にお祭りムードに包まれ、先月の神田祭の熱気がよみがえりました。

10分程度の演奏の後は、参加者の皆様にも実際に楽器に触れ、演奏体験をし保存会の皆様と一緒に一曲演奏する体験も。



神田明神様の文化行事ならではの企画となり皆様にお楽しみいただくことができました。
お集まりくださった皆様、神田囃子保存会の立野様をはじめとする皆様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!

境内には夏越の祓の茅の輪が。

今年も半年が経過しようとしていることを知らせてくれます。多くの方が茅の輪くぐりをされていました。この半年の穢れを祓い、残り半年の健康と厄除けを祈願する神事。身が引き締まります。

次回の明神塾は7月17日(水)「江戸東京の炭の文化」をテーマに、ゲストとして東京燃料林産・神田神社氏子総代の廣瀬元夫様をお迎えし開催予定です。単発でのご参加・当日のお申込も受け付けておりますので、ご興味のある方、ぜひいらしてください!

▼明神塾 巻之22
https://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail/?id=72




大樹生命保険株式会社様が発行する情報誌「大樹. com」6月10日号「企業の活路」のコーナーにて、当社ご紹介記事を掲載いただきました

大樹生命保険株式会社様(日本生命グループ)が発行する情報誌「大樹. com」2019年6月10日号「企業の活路」のコーナーにて、当社についてのご紹介記事を掲載いただきました。
「日本文化の魅力を事業につなげる」。
よろしければご一読くださいませ。
(2019年4月1日より、三井生命保険株式会社様は大樹生命保険株式会社様に社名を変更されました。)




BAR MITATE ミタテ・バー【おもてなしラボ】@伊勢丹新宿店開催レポート

「日常が輝く!<OMOTENASHI LABO おもてなしラボ>」【BAR MITATE ミタテ・バー】@伊勢丹新宿店本館5階、ご来店くださった皆様、ありがとうございました!






連日多くのお客様にお立ち寄りいただき、満席御礼。木本硝子さんの日本酒専用グラスで日本酒の味わいの違い、アリタポーセリンラボさんの有田焼の器で器×おつまみ×日本酒のマリアージュをお楽しみいただきました。
バーに立たせていただき、ドリンクやおつまみをご提供しつつ、多くのお客様と間近で色々なお話ができ、美味しい日本酒が日本酒専用グラスによってより美味しく!を体感いただき、「わっ」と目の前でその違いに感激される姿を見守るのは嬉しく豊かな時間でした。





酒器がおつまみ皿に、徳利が花器に、おつまみ皿がお箸置きに…器の多様な愉しみ方や、いつものおもてなしに気軽に取り入れたい季節(新緑の季節・端午の節句)の和のアイテムのご提案などもさせていただきました。
3月・4月と開催させていただいた<OMOTENASHI LABO おもてなしラボ>企画では、モノ消費からコト消費・トキ消費の時代への流れの中で、店頭だけでなく飲食店での体験・webなどと組み合わせ、新たなお取り組みを実現させていただく機会となりました。
ご参加くださった皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!!

会期:2019年4月17日(水)~4月23日(火)
オープン時間 13:00〜19:00(ラストオーダー18:45)
場所:伊勢丹新宿店本館5階 テイストオブドリンク
監修:ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社




当社代表 神森が日本文化の国内外への発信・次世代への継承に貢献をした功績をご評価いただき東久邇宮記念賞を受賞いたしました

当社代表 神森が、日本文化の国内外への発信・次世代への継承に貢献をした功績をご評価いただき、東久邇宮記念賞を受賞いたしました。

平成31年4月18日に大阪にて授与式が開催され、賞を授受いたしました。

平成から令和へ。新時代の幕開け、平成最後の授与式にてこのような賞を受賞させていただけたこと、貴重な機会、大変光栄に思います。
日頃よりお力添えいただいております皆様に感謝いたしますと共に、今後も「日本の文化を通じて人々のくらし、心をより豊かに」の使命に忠実に、真の意味で社会に貢献できる事を成すことができるように精進したいと思っております。

国内における日本文化の裾野を広げる事業、日本文化の真髄を体感いただくプレミアムな文化プログラムのご提供などの他、今後は海外での事業、地域を拡大し地方でのプロジェクトを充実させていく他、学校での子ども向けの日本文化体験プログラム・企業研修の企画開発を手がけるなどの教育事業を通じ、未来の日本文化を支える若い世代の育成にも力を注いで参る所存です。
今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社 代表取締役 神森真理子
https://jtcl.co.jp/

▪️東久邇宮記念賞とは
「東久邇宮記念賞」は、高松宮記念賞・秩父宮記念賞と共に、「三大宮様賞」と云われている賞で、『大衆のノーベル賞』とも言われています。
戦後初の宮家出身の首相である東久邇宮稔彦王の第一王子で昭和天皇の娘婿であられる東久邇宮盛厚殿下が「発明には上下貴賎の別はない、みんな尊い。ノーベル賞を百とるより、国民一人一人が小発明をすることの方が大切だ。一億総発明運動を起こしたい。」との理念のもとに創設され、発明や日本文化発展のために文化・芸術・福祉・運動等の各分野において優れた業績に寄与し、世の人々に希望の灯火を照らした社会貢献の功績を評して授与される歴史と権威ある賞です。

過去の受賞者は、経済界ではトヨタの豊田章一郎社長、マブチモーターの馬渕健一社長、関東自動車の林田社長、大和精工の松井社長、日刊工業新聞社の白井 十四雄社長など、学術界ではロケットを発明した糸川英夫博士、アンテナを発明した八木秀次博士など、政界では元内閣総理大臣の三木武夫氏、竹下登氏、中曽根康弘氏、元東京都知事の青島幸雄氏など、文化人では作家の遠藤周作氏、落語家の柳屋金五楼氏、桂米丸氏などの政官学界から民間までの各界に渡っています。




江戸・東京の文化交流~外国人との交際【神田明神「明神塾」江戸東京の伝統文化と交流】平成31年度第1回開催

神田明神様の歴史ある文化事業 明神塾 「江戸東京の伝統文化と交流」を学ぶシリーズ企画。今年度第1回を開催しました!

前半は、安藤塾長より「江戸・東京の文化交流~外国人との交際」をテーマに江戸幕府や明治政府の外交政策を切り口にその文化交流の実態について。

後半は神田明神 権宮司 清水祥彦氏より昨年12月に境内に誕生した文化交流館について。また浮世絵作品を多数ご紹介いただきつつ、江戸時代の神田明神の境内を舞台に描かれた外国人の様子、江戸時代の神田祭の日本人による描写と外国人による描写の比較、神田明神の境内を舞台に描かれた江戸の町の復興への願いが込められた作品などについてお話いただきました。

江戸時代の神田明神、現代の神田明神を比較しながら、日本の神社がおかれている危機的状況について、「伝統と革新」をテーマに文化を継承しつつ新たな挑戦を続ける神田明神様のお取り組み、その根底にある思いなど…じっくりとお話をうかがいました。

お集まりくださった皆様、清水様、神田明神の皆様、安藤塾長、ありがとうございました!
文化交流館「EDOCCO」 内の神田明神ホールおよびその周辺エリアでは、「鈴木敏夫とジブリ展」が、今週末4月20日(土)から5月12日(日)まで開催予定です。境内には巨大なトトロが登場!

神田明神様とジブリのコラボレーショングッズの販売も!楽しみです♪まだ文化交流館を訪れたことがないという方もこれを気にお立ち寄りいただけましたら嬉しく思います。

次回の明神塾は6月19日(水)「江戸東京の祭礼文化」をテーマに、ゲストとして東京都民族無形文化財 神田囃子保存会様をお迎えし開催予定です。単発でのご参加・当日のお申込も受け付けておりますので、ご興味のある方、ぜひいらしてください!
そして令和初!5月の神田祭(5月9日〜15日)にもぜひおはこびください。

▼明神塾 巻之22
https://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail/?id=72